富山市議会 2016-12-03 平成28年12月定例会 (第3日目) 本文
本市では、生後2カ月となる月の上旬に接種券や定期予防接種のスケジュールなどを個別に郵送し、結核やヒブ感染症などの疾病に対する予防接種の必要性やワクチンの接種間隔やお子さんの体調がすぐれないときの対応などの注意点についてお知らせしております。 また、新生児訪問、4カ月児健診、乳幼児健康相談などの機会を捉え、予防接種について相談に応じているところであります。
本市では、生後2カ月となる月の上旬に接種券や定期予防接種のスケジュールなどを個別に郵送し、結核やヒブ感染症などの疾病に対する予防接種の必要性やワクチンの接種間隔やお子さんの体調がすぐれないときの対応などの注意点についてお知らせしております。 また、新生児訪問、4カ月児健診、乳幼児健康相談などの機会を捉え、予防接種について相談に応じているところであります。
疾病につきましては、定期予防接種の対象疾患となっておりますヒブ感染症や肺炎球菌感染症による細菌性の髄膜炎等の発症を想定しており、さまざまな機会を通して予防接種の積極的な勧奨を行っております。 また、事故につきましては、乳幼児の家庭内での事故であります溺水や誤飲をはじめ熱中症等が考えられます。
このワクチンを接種した乳幼児のほぼ100%にヒブ感染症に対する抗体ができるため、細菌性髄膜炎等による重篤な後遺症や死亡を防止することができるとされております。このことからヒブワクチンの予防接種は、細菌性髄膜炎等ヒブ感染症の発症率が高いゼロ歳から4歳までの乳幼児を接種対象者としているものでございます。
ヒブワクチンでは、4回接種を受けた人のほぼ100%にヒブ感染症に対する抗体ができ、また肺炎球菌では、欧米においてワクチン接種後、肺炎球菌の感染症による重症な病気が98%減少したとしております。ともに高い予防効果があるとされております。世界保健機関では、「その安全性及び有効性を考慮し、優先的に乳児の定期予防接種に取り入れるべきである」として推奨しているところでございます。